台南市の敏惠醫護管理專科學校の皆さま18名が来日し、りすのこスクエアおよび桜十字大手門病院を視察されました。
福岡桜十字ではこれまでも海外視察団の方々を多く受け入れています。日本同様に超高齢化が進む台湾においても医療・介護の需要が高まっているようで、今回は桜十字グループの教育制度やICTの活用、多職種連携を学ぶ目的での来日とのことでした。
11月18日から22日の日程で、福岡・熊本県内の桜十字グループ各施設を視察された一行。
桜十字大手門病院では、すのこハウスにて看護部、リハビリテーション部の担当者から講義を受けたあと、災害時の防災拠点にもなる「りすのこスクエア」の各設備を体験していただきました。
かまどベンチでは実際に薪を炊き、カレー作りを体験。すのこ体育館では災害用テントの組み立てなどを行っていただきました。
また、今回の研修の様子が台湾の新聞でも紹介されました。
記事では、
『台湾が「超高齢社会」に向かう中、これに対応するため、敏恵医専は教授と学生を日本の桜十字グループに派遣し、学習・訪問を行い協力関係を構築しました。訪問により教育の質向上と学生の専門スキル強化を目指しています。
桜十字グループは2005年からリハビリに特化した病院を運営し、特に脳卒中後のリハビリや介護分野で豊富な経験を持っています。今回、敏恵医専の18名の師生が福岡と熊本を訪れ、交流や学習を通じて長期的なケア体制のアイデアを得ました。
参加した学生は、海外学習訪問を通じ、専門教育の先進性と実務性を兼ね備えたカリキュラム設計に触れることができ、専門知識の向上と日本文化の体験や国際的な視野を広げる良い機会になったと述べています。
敏恵医専は今後も医療先進国の機関と協力し、教育と健康促進に取り組む方針です。』
と紹介されました。https://www.cdns.com.tw/articles/1121747
桜十字グループでは海外事業も展開しており、台湾においても有料老人ホーム事業の展開を計画しています。今後も研修団の皆さまを通じて、台湾の方々とも交流していくことができればと願っています。台湾よりお越しいただきありがとうございました。