11月16日(日)、りすのこスクエアにて「桜十字 インクルーシブスポーツフェスタ2025」を開催しました。
当日は、清々しい晴天に恵まれ、11月とは思えないほどの暖かさとなる等、まさに絶好のスポーツ日和。
本イベントは、障がいの有無や年齢を問わず、どなたでもスポーツを楽しめることを目指し企画されたもので、幅広い年代のみなさまにご参加いただきました。高齢者の方や障がいをお持ちの方も楽しそうに参加されている姿が多く見られ、まさに“インクルーシブ”なスポーツフェスタとなりました。
りすのこスクエア内にある桜十字大手門病院の患者さま、デイケアの利用者さま、SJRザ・クラス大手門の入居者さまもご参加され、車椅子で輪投げに挑戦したり、子どもたちの遊ぶ様子をスタッフと一緒に和やかに眺めたりと、心温まる光景が印象的でした。
〈すのこ芝生広場〉
すのこ芝生広場では、キッズアドベンチャー、ケイドロ、スポーツ鬼ごっこ、シャボン玉ショー、ミニ運動会など、屋外ならではの多彩なプログラムを実施。雲ひとつない青空の下、子どもたちが元気いっぱいに駆け回る姿が輝いていました。
「ハイタッチ世界記録に挑戦!」では全世代の方にご参加いただき、世界記録に挑戦しましたが、残念ながら1歩及ばず…また来年以降に持ち越しとなりました。


〈すのこ体育館〉
すのこ体育館では、射的・輪投げ・ボール投げなどの縁日コーナーに加え、ボーリングやボッチャ、模擬義足体験のウォーキングチャレンジ、車椅子ラグビーなど、普段は体験できないスポーツに挑戦できる場となりました。
特に車椅子ラグビー体験では、福岡県を拠点に活動し、日本代表選手も所属する「Fukuoka DANDELION」から堀 貴志選手ら複数の選手にお越しいただき、本格的で熱気あふれる試合が繰り広げられました。車いす同士でタックルした際に、大きな音が会場に響き渡る様子は迫力満点!


〈すのこハウス〉
すのこハウスでは、桜十字リハビリスタッフによる体力測定や歩行チェックなどの健康促進イベントを実施。参加された皆さまは、スタッフからの測定結果の解説にとても真剣な様子で聞き入っていました。また、協力企業であるカルビーさま、グリーンコープさまからのご提供による試食コーナーも大変好評でした。


〈りすのこ壁画アートプロジェクト お披露目会〉
すのこ体育館駐車場の壁面に、アーティスト・maruiko氏と簀子地区住民のみなさまで描いた壁画のお披露目会を行いました。
maruiko氏からは作品への想いやこだわりポイントを紹介いただき、最後は子どもたちによる筆入れが行われました。子どもたちがカラフルな葉や花を元気に描き加え、明るく賑やかで温かみのあるアートが完成しました。


りすのこ壁画アートの詳細は【りすのこスクエア】りすのこ壁画アートの完成&お披露目会!をご覧ください。
その他にも、ウォーキングイベントやスタンプラリー、キッチンカー等も出店し、りすのこスクエアは1日中みなさまの笑い声と笑顔が溢れていました。
イベントに参加されたみなさまからは
「子供が1日中楽しんでいる姿をみてありがたいです」
「改めて健康を意識するきっかけになりました!」
「去年も参加しましたが、今年も盛り上がっていますね!」
等の嬉しいお声をいただきました。


桜十字グループが目指す「ウェルビーイングな未来」に向けた取り組みの一つとして開催した今回のインクルーシブスポーツフェスタは、その名の通り、年齢や障がいの有無に関わらず、誰もが気軽に楽しめるイベントとなりました。
今後も、地域のみなさまが気軽に参加でき、健康づくりや交流につながるイベントを継続して企画してまいります。